コロナウイルスの影響でイギリス経済大打撃
著:大澤史來
Image by Gerd Altmann from Pixabay
イギリスは2ヶ月のロックダウンでこれまで回復してきた景気上昇が瞬時に消える
新型コロナウイルスは確実にイギリスの経済に打撃を与え続けている。過去18年間の景気上昇がこの2ヶ月で消えたとの統計結果が出ている。ボリス・ジョンソン首相は、これについて「イギリスは直接、人と接するサービスが多く、活動的かつ創造的な経済に非常に影響されるため、かなり激しく打撃を受けています。しかし我々は同時に回復力があり、創造的であるので景気回復できるでしょう。」と語った。
今回の景気低迷が他の時期とどのように異なるかというのは明らかである。70年代、90年代、又は2008年の時でも景気低迷は5%以内にとどまっているのに対し、新型コロナウィルスの影響しているこの2ヶ月間で20.4%を記録し、戦後経験したことのない状態に陥っている。英国中央銀行の見解では景気は回復の兆しは見え始めていて、徐々に回復するとしている。しかし、未だにレストランやホテルは再開される見通しも立っておらず、専門家の中には2022年まで回復に時間がかかるとするとも報告されている。
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