英国フリーメイソン、グランドロッジ建物内改装

著者:大澤史來

今月12日(月)ボリス・ジョンソン首相より、19日からのロックダウン解除は計画通り遂行されるであろうとアナウンスがあった。1日の感染者数はこのところ3万人を超えているが、それでもイギリス国民はパンデミック前の生活に戻れるであろうと期待している。

ロックダウン中は、フリーメイソンの儀式や会合も英国のコロナ規制に従い、行われていなかったようである。1年以上ぶりにロンドンの中心部にあるグランドロッジを訪れてみると、メイン会場では、どこかの学校の卒業式が行われていた。グランドロッジはメイソンの儀式や会合だけでなく、一般にも多目的会場として借りることができ、パンデミックまでは毎年、ロンドン・ファッション・ウィークの会場の1つとして使用されることもあった。

建物に入るとすぐに受付があり、その左側には顔認証もできそうな透明なパネルが2つ置いてあり、それに顔を写すと体温が表示されるようになっていた。36度5分、平熱と分かると、今度はハンドサニタイザー液を手につけることを催促され、入場できる。

この日は何か目新しい商品があるかと思い、ギフトショップを訪れた。建物の係員がギフトショップは階段を上がって2階であると説明。

あれ?今までは中央の階段を降りて地下の部分がギフトショップであったはず。

係員曰く、現在地下はカフェに改装され、現在バーも内装工事が進んでいるとのことであった。

早速、階段を上がって改装されたギフトショップへ。丁度、フリーメイソン博物館と直結しており、博物館を訪れた人が簡単にアクセスできるようになっていた。

目新しい商品もずらっとならんで、「秘密結社」という異名を覆す勢いである。一通り、ギフトショップをチェックしたのち、新たにできたというカフェに行ってみることに。

ソファなどがレザーなのか、高級感が溢れるカフェであった。

残念ながら食事をしたばかりでお茶をする気分でなかったので、見学して退散。席につくでもなく去ろうとした私にカフェの制服を着た可愛いお姉さんが、「またいらしてくださいね」と声をかけてくれた。また時間のある時に来てみることにしよう。

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