ロンドン・プライド2019

著:大澤史來

プライドはパーティーそれともデモ?!

7月6日土曜日、ロンドン市内では大規模なLGBT+コミュニティによるパレードやイベントが行われ、推定約150万人が参加。1972年夏に初めて行われて以来、毎年恒例の行事になっている。

参加する人それぞれだが、プライドはLGBT+の祭りであり、デモでもあるようだ。ただ塞ぎ込んだ暗いデモではなく、あくまでも明るく楽しいものである事が重要だと参加者は述べていた。

ロンドンで見られる旗の種類

お馴染みのレインボーの旗はLGBT+のシンボルとして使われている。

その他にもレズビアンの旗、バイセクシャルの旗(1998年にマイケル・ページによってデザイン)、トランス(性転換)の旗、性別を区別しないノン・バイナリーの旗などがある。

その他のデモ

社会主義者や様々な団体もこのイベントに紛れて参加しており、特にウィキリークスの創始者であるジュリアン・アサンジ氏の解放を求めるデモはこの明るい祭り事の雰囲気とは全く異なり真剣なものであった。

アサンジ氏は今年4月、庇護されていたロンドン市内のエクアドル大使館からイギリスの警察庁によって逮捕されている。

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